・平成27酒造年度 山口県産清酒の製造状況
・山口県酒造組合 原田茂会長、維新150年を地方創生の好機に
・トクヤマ、増収増益だが減損計上に
・山口地ビール、海外展開をにらみ製造設備増強
・共栄産業、新設備導入で薄畳ニーズ増に対応
・東冷、くじら南極海カレー等3品目を本格販売へ
・原田食品、においがしない『さしみこんにゃく』販路拡大
・いわくにほぐし堂、部屋型酸素カプセルを岩国のホテルに導入、県内初
・[マナーの窓] 電話の対応
・27年度新設住宅着工戸数
・新会社設立
・会社の決算概要 大晃機械工業(株)、ほか
・県内経営トップに聞く (株)常盤旅館 宮川和也社長
・世ばなし庵 豆子郎のキャンドルナイト、ほか
※最新記事・全記事内容は、本誌を参照下さい。
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■平成27酒造年度 山口県産清酒の製造状況 地方独立行政法人山口県産業技術センター 食品技術グループリーダー
本酒造期を振り返りますと、酒造好適米の『山田錦』、『西都の雫』(山口県独自のオリジナル酒米)の作況については、昨年の6月からの日照不足や低温傾向が長く続いたことにより登熟が緩慢となり未熟粒が多くなりました。また、お酒の雑味に影響を及ぼすタンパク質含有量については、昨年同様少なく酒造りには良質となりました。
■維新百五十年を地方創生の好機に 山口県酒造組合 会長
当レポートには例年の如く、私どもの「やまぐち地酒維新」の事業にお力添えを賜り、厚く御礼申し上げます。
今から30年昔の昭和60年の4月、当時の岡山県酒造組合会長の発案により、中国5県の酒造組合役員10数名が、維新のふるさと萩に集い、松陰神社参拝の後に、国酒・日本酒の復興のために、2日間にわたる真剣な討議を致しました。
■寿司やす、イカ活造り料理 透明感抜群、甘味と歯ごたえが最高
いけす・和食処の「寿司やす」(周南市)が、この時期に売り出しているのが、今が旬の「活きイカ」。
透明感抜群の新鮮なイカは、なによりも甘味があり、歯ごたえも最高。
注文を受けてから、烏賊をいけすから獲りだし捌く、この時期ならではの醍醐味が味わえる。
■トクヤマ、増収増益だが減損計上 中期経営計画2017策定、来春の採用は22名
(株)トクヤマ(周南市)は、株主総会で取締役8名の再任と社外取締役1名の選任を決め、その後の記者会見で、現況と今後の経営方針を明らかにした。
当期は、新経営体制のもと一定の成果を挙げたものの、トクヤママレーシアに関して1,238億円の減損損失を計上、当期純損失が拡大した。
■サニクリーン広島環境美化基金 平成28年度の助成先、県内5団体
公益信託サニクリーン広島環境美化基金(受託者・(株)広島銀行)は、平成28年度の助成先として30件を決定した。同基金は、従来から環境問題に高い関心をもって地域の美化活動へ力を注いできた(株)サニクリーン広島(本社・広島市)が、設立30周年を記念して今後、永続的に環境問題の改善に寄与することを目的に設立した。
■山口地ビール、台湾へ地ビールを初輸出 地ビールと地発泡酒の海外展開を本格化
山口地ビール(株)(山口市)は自社製造の地ビールを台湾向けに初輸出することになり6月24日、同社敷地内で「輸出出荷式」を行った。
初出荷分は、同社オリジナルのピルスナー、ヴァイツェン、ペールエール、スタウトの4種類の計6,720本。台湾向けに県内の観光地として有名な「瑠璃光寺」「景清洞」「大正洞」「秋芳洞」の絵柄のラベルを種類別に貼った。
■山口・宇部の2市で、連携中枢都市へ 県中部エリア都市圏形成で総生産を向上
山口市と宇部市を「連携中枢都市(中心都市)」として近隣の市町と連携し、地域の活性化に取り組む「(仮称)山口県中部エリア連携中枢都市圏」構想が実現に向けて大きく動き出した。
山口市の今年6月の人口は、19万7,416人(宇部市16万8,681人)で、これまで総務省が示していた連携中枢都市の要件の1つ「人口20万以上」がクリアできないでいた。
■共栄産業、畳縫い機をラインに導入 品質向上で薄畳の需要取り込み
共栄産業(株)(周南市)は、縁なし薄畳のニーズに対応するため、最新の畳床と畳表を縫い合わせる機械を製造ラインに採用した。
導入したのは、「曲針式両返縫機」で、畳床と畳表を縫合する。従来は不可能だった13ミリの薄い畳までの縫合が可能で、3種類の縫いパターンが選択できる。
■大丸、レンタルバイク事業に参入 徳山駅近くに県内初の専門店
不動産事業や介護予防などを行う(株)大丸(周南市)は、レンタルバイク事業に乗り出した。レンタルバイクの専門店を7月2日、同市築港町(JR徳山駅新幹線口近く)にオープンした。
名称は「Cafe213withレンタルバイク徳山駅前店」。自社運営のパチンコ店に併設した平屋建てで、店内にはカフェを備える。
■長門製作所、サークルKコンビニの土地取得 不動産収入の安定確保へ、資産の増大目指す
配電盤製造と熱処理、不動産部門を持つ(株)長門製作所(宇部市)は、不動産部門を強化し、安定した収入資源を確保するため、このほどロードサイド店舗の用地(岡山県)と学生用アパート(宇部市)の2物件を取得した。
■東冷、下関市の地域資源活用促進事業に認定 鯨南極カレー、オイルドレッシング等販売強化
登録商標〈関太郎印〉でくじらの製品展開を図る(株)東冷(下関市)は、昨年、くじら製品で県の経営革新事業、下関市の「地域資源活用促進事業」にそれぞれ認定されたことから、くじらの3品目について販売拡大を図っていく。
■NAGOMIYA、株式会社に法人化 自然素材使い、健康に配慮した家造り展開
新築リフォームを手がけるNAGOMIYA(岩国市)はこのほど、円滑な事業展開に向け、株式会社に法人化した。資本金は500万で、社長は河村功氏。
同社は平成19年に創業。新築やリフォーム、古民家再生などを行っている。
「自然素材を使用し、健康に配慮した家造り」に注力。
■原田食品、におわない「さしみこんにゃく」 開発に1年、歯ごたえも良く販路広がる
こんにゃく製造販売の(株)原田食品(本社/柳井市、周東工場/岩国市)が発売した、においがしない「さしみこんにゃく」が好評になっている。
約1年前から開発に取り組み、今年3月に発売。岩国で伝統的に使われている「炭酸ナトリウム」を凝固剤に使用することで、においがなく、歯ごたえの良いこんにゃくとなった。
■萩山口信金、萩市と「包括連携協定」締結 地方創生に向け独自の支援を図る
萩山口信用金庫(山口市)は、萩市と協働して地方創生による地域活性化実現のため6月28日、同市と「地方創生に関する包括連携協定」を結んだ。萩市が金融機関との間で同様の協定を締結するのは今回が初めて。
■いわくにほぐし堂、「くつろぎの刻(とき)」開設 「部屋型酸素カプセル」、岩国国際観光ホテルに導入
もみほぐし、整体を行ういわくにほぐし堂(岩国市)は、岩国国際観光ホテル内(同市)に「リラクゼーションくつろぎの刻(とき)」を開設した。
同ホテルの露天風呂隣りにある「くつろぎの刻」では、酸素カプセルBOX(1名利用2,500円)やもみほぐし(40分2,980円)、足つぼマッサージ(15分1,980円)、リンパリラクゼーション(女性限定、40分2,980円)などが利用できる。
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