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▼2005(平成17)年1月8日号(第1234号)

2005年新春特集号

▼主要目次


・新年あいさつ 二井山口県知事
・県下商工会議所会頭挨拶
 岩国・柳井・光・下松・徳山・新南陽・
 防府・山口・宇部・小野田・山陽・
 下関・萩・長門
・山口県の構造改革特区・地域再生
 みんなそろって楽しい給食特区
 環境対応型コンビナート特区
 防府市内幼稚園入園年齢制限の緩和特区
 美祢社会復帰促進特区
 とよたあぐりビジネス特区
 下関地区水産活性化特区
 東アジア・ロジスティック特区
 山口油谷水田放牧特区
・自動車リサイクル法スタート
・県下の市町村合併動向
・今年はこうなる経営者・支店長に聞く


▼主な記事のダイジェスト


■山口県の構造改革特区、 「地域再生化」を推進
構造改革特区への取組み 認定特区は県内で7件に
 特区制度は、地域の創意と工夫により、新たな地域や産業の振興策として期待の度合いも大きい。
地域再生化、認定3件 周南市地球温暖化まちづくり等
 地域再生とは、「地域経済の活性化」と「地域雇用の創造」を実現すること。

■和木町「みんなそろって楽しい給食特区」

■柳井市「商都柳井まちなか再生プラン」
 和木町による「みんなそろって楽しい給食特区」(保育所給食外部搬入の容認特区)が昨年6月、認定された。
 柳井市の地域再生計画「商都柳井まちなか再生プラン」は先月認定を受けた。

■医療機関が配食サービス
 「一般医療法人における配食サービス特区構想・一般医療法人に対する収益事業の規制緩和構想」が昨年11月、医療法人新生会(岩国市)などから申請された。

■環境対応型コンビナート特別区域計画と「地域再生計画」の概
▼環境対応型コンビナート特区
 認定を受けた者=山口県及び周南市、認定日=15年4月21日、特別区域の範囲=周南コンビナート地域(自家発電能力と副生水素生産量がそれぞれ全国一、また、多結晶シリコンの生産量世界第2位・国内1位といった地域特性がある)
▼地域再生計画
   周南市地球温暖化防止まちづくり
 認定を受けた者=山口県及び周南市、認定日=16年6月21日。
 
■防府市の幼稚園特区2年目、2歳児入園が増加 「入園年齢制限緩和措置」の認定で子育て支援
 年齢制限特区で防府市の松崎幼稚園に一昨年4月から2歳児が通える「ひよこ組」が誕生した。

■美祢社会復帰促進センターPFI特区構想 地元関連施設など地域内の経済効果に期待
 山口県と美祢市が昨年6月に共同提案した刑務所「美祢社会復帰促進センター(仮称)」構造改革特区構想は、特例措置も昨年9月10日に採択された。

■とよたアグリビジネス特区  豊田町農業公園』4月開園を目指
 これまで地域農業を支えてきた人々と、新たに農業に参加する者との協働による創意工夫に満ちたアグリビジネスの形成を図り、遊休農地ゼロを目指すため、「とよたアグリビジネス特区」を申請、昨年3月24日認定された。 

■下関地区水産活性化特区

■東アジア・ロジスティック特区
 「下関地区水産活性化特区」は下関地区の3市場の再編・強化(水産市場におけるセリ機能の集約化や仲買人の共通化、観光客等を対象とした小売機能の充実)を図り、水産業の活性化を図るのが狙い。
 「東アジア・ロジスティック特区」(下関市)は、国際的な海陸一貫輸送の先導的港湾物流システムの構築を図るもので、特例措置として臨時開庁手数料の軽減がある。

■山口油谷水田放牧特区  民間の参入緩和
 「山口油谷水田放牧(山口型放牧)特区、油谷町向津具上、下、川尻」は、農業生産法人以外の法人の農業参入で、農地の権利取得後の下限面積要件の緩和など。

■自動車リサイクル法、スタート
メーカー・輸入業者、フロン等回収義務
自動車リサイクル法の目的
自動車リサイクル法の概要と同リサイクル法の仕組み
同リサイクル法の5つの特徴

■ 県下の市町村合併状況 全国と比較し“優等生”
 平成の大合併もいよいよ今春、佳境を迎える。合併期限は来年3月まで延長されたが、条件として今年3月までに県に申請しなければならないためだ。

■岩柳地域
▼岩国地域は8市町村で合併へ
 岩国広域圏を構成する岩国市、由宇町、玖珂町、本郷村、周東町、錦町、美川町、美和町で岩国地域八市町村合併協議会が行われている。
▼柳井地域は1市1町合併から
 柳井市・大畠町の1市1町で、昨年5月に合併協議会を設置、手続きが着実に進み、今年2月21日に合併することが決まった。 

■周南地域
▼周南市
 平成15年4月21日周南市が誕生した。まもなく2年が経つが、何が変わったのか、企業経営者も一般市民も実感がないというのが本音の部分であろう。
▼光市
 平成16年10月4日、光市と大和町の合併により新市「光市」が誕生した。
 新市発足に伴う光市長選と市議選も終わり、年末には合併記念クリスマスイベントなど新・光市の誕生を祝った催しも行われ盛り上がりをみせた。

■県央・萩地域
▼県央 
 合併枠組みは、山口市と小郡・秋穂・阿知須・徳地の四町で、昨年の11月25日に「山口県央部1市4町合併協議会」を開催、合併協定項目を全て確認し、合併に調印した。
▼萩市
 昨年7月に合併協定の調印式を行い萩市・田万川町・須佐町・川上村・むつみ村・旭村・福栄村の1市2町4村の枠組みで、合併の期日を平成17年3月6日、名称は萩市とすることを決めた。

■県西地域
▼新「宇部市」、誕生  県内第2位の人口
 昨年11月1日、宇部市と楠町が合併し、新「宇部市」が誕生した。
▼山陽小野田市  今年3月22日、新設合併
 小野田市・山陽町の合併協議会の審議状況では、合併の方式は新設合併とし、今年3月22日を合併期日としている。
▼下関市と豊浦郡四町の合併  今年2月13日に新設合併へ
 下関市と豊浦郡の菊川、豊田、豊浦、豊北四町の合併は、新設合併方式とし今年2月13日とする。

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